【ネタバレあり】十二国記の最新刊「白銀の墟 玄の月」読み終わりました!
こんばんは、おとうふの粕漬けです。
2019年11月9日に十二国記の最新刊「白銀の墟 玄の月」の後半戦、3・4巻が発売されました。
愛ゆえに続きが楽しみすぎて、早朝7時過ぎに本屋さんへ行きました(笑)
梅田すごいね、ありがてぇ。
今回は乱丁本には当たらなかったけど、文字のインクがにじんでるページが少々。
大丈夫です、丸ごと愛します(笑)
10月8日に発売された1・2巻はネタバレなしの感想が書けたのですが、「白銀の墟 玄の月」の本編としては完結したので感想書きたいと思います。
(小野先生が短編集でまたいつか「白銀の墟 玄の月」周辺のお話も書いてくださるそうなので心待ちにしております。やっぱり延とか景とか、気になりますもんね…)
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いちファンとしてひとまずお礼をば。
小野先生、山田先生、新しい十二国記をまた読ませていただいてありがとうございました。
ごゆっくりお休みいただきたい気持ちと、はよ読みたい気持ちが同居しておりますが、ブログというツールで愛を語りながらお待ち申し上げております。
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「十二国記」とは?
こちらとは違う、十二の国を治める十二人の王、その王を選ぶ麒麟(雄が「麒」、雌が「麟」)が登場する世界の物語です。王になるまでの物語だったり、王になってから試練を乗り越える物語だったり。
私の周りでは、原作小説は未読だけどアニメで存在を知ってる方もちらほらいます。鈴村さんのネズミとか子安さんのキリンとか釘宮さんのちっちゃいかわいい子とか。
そう、今回の「白銀の墟 玄の月」はその釘宮さんのちっちゃいかわいい子の話です。岡野さんのお声と釘宮さんのちっちゃい泰麒のお声も入ったプロモーション動画は、既刊限定公開だそうなのでここでは載せないでおきます。サイト混んでるのかしら上手く見れないー。
詳しくは公式ホームページをどうぞ。
「白銀の墟 玄の月」感想
で、今からここから感想書いていきますからね。
先に申し上げておきますが未読の人とかはごめんなさいね。
たぶん「白銀の墟 玄の月」1・2巻と3・4巻の間に
「風の万里 黎明の空」
も再読破してきたので、勝手に
「各方面から味方が続々登場して、犠牲もあまり出ずに活躍してって、ゆくゆくは王朝とかのしかるべき役職に就いていくんだろうな」
って思ってた時もあったんですよ。
せっかく難しい名前の漢字読めるようになったしさ。
だけどね、「白銀の墟 玄の月」においてはそんなことなかった。
全然なかった。
これっぽちもなかった。
うまくお伝えすることができてるかわかりませんが、小野先生の物語の編集具合がすごいんですよ。
酷い殺され方の描写はこれでもかってくらい惨く細かく言葉を紡がれていらっしゃるのに。
だってさ、さっきまでさ、ずっと一緒に戦ってたやないですかあなた!ってレベルの登場人物があとちょっとのそんなところで急にいなくなる。
「姿を消した」で終わり。無情で無常。
で、本編最後がもうひと山あるやん!!!!!なとこで終わるので、王朝建て直しの際にいい意味でも悪い意味でも、今の全員揃ってるかはわからない。
あ、つらいわこれ。
そんなことを受け入れるのに、読破してからこの記事書き始めるまでに少し時間を要しました。
いろんなもの抱えて生きていくのが、生きていくってことですもんね。
驍宗様、お帰りなさいませ。
泰麒、李斎はなんかもうとにかくいっぱい休んでほしい(笑)
琅燦、好きだけど戻れるの?戻っていいの?戻ってほしいけど!
新しい暦、いい名前ですね。
もうすでに続きが読みたいけど、
「白銀の墟 玄の月」読み返して消化して、
頑張っていろんなもの抱えて生きていきたいと思います。