基本的におとうふの日常を綴るブログ

おとうふが好きです。TEAM NACS、ヒプノシスマイク 、京極夏彦、自分磨きとかも好きです。

映画『海賊とよばれた男』感想

あのね、

何を伝えたいのかってとですね、

『めっちゃ面白かった』んですよ。




ゲラゲラ笑える面白い、

ではなくてね、

展開にワクワク、ドキドキする。


個人的な話をすると、
この『海賊とよばれた男』は前々から観たかったんですが、機会を自分で作り出すほどではなかったんです。
いつか観たいなー、なくらいで。


でもね、
聞いて聞いて(笑)

友達の家に泊まりに行ったら、
撮り溜めコーナーにあったのです。



運命やん。
今見るしかないやん。



相方がとっても忙しいので、
『次会った時に観る』がいつ実現できるかはわからない。


…今見るしかないだろう!!(断言)


実はね、
7.5時間働いて、
そのあと3時間働いて、
そのあとハリーポッターの死の秘宝Part1を見て(わーんよかったまだスネイプ先生生きてるよーでもちょっとまってあれでヘドウィグ死んじゃったのかい?!?
ドビィィィィ!!!ドビィィィィ!!!!
やだもうどうしようPart2観るのこわいわー、なお話はまた別の機会にでも)


で、結局、
早朝の4時ごろから観始めたんですよ。

自分でもビックリしたわ。
観終わったらお外明るかったわ。


疲れてるはずなのに。


話が面白くて目が離せない。


私よりハードワーカーな相方は爆睡。
しゃーない。
安らかに眠るがよい(相方の家だよ)



海賊とよばれた男』のあらすじ(ざっくり)


2012年に出版された百田尚樹さんの本が原作で、第10回本屋大賞受賞。

映画は2016年12月に公開されて、
第40回日本アカデミー賞で優秀主演男優賞、
優秀撮影賞、優秀照明賞、優秀音楽賞、優秀録音賞、優秀編集賞を受賞している作品です。

確かにすごい。
CG(VFXっていうのかい?)がほんとにすごい。
あとでYouTubeで撮影現場みて驚いたもん。ほぼグリーンシートだったもん(笑)


あらすじは、出光興産創業者の出光佐三さんをモデルとした国岡さんと、国岡さんが店主である国岡商店の成長のお話です。

クライマックスは『日章丸事件』(映画の中では『日承丸』です)なんですが、それまでの経緯もしっかりあります。

主演の岡田准一くんが、20代〜90代までの国岡さんを演じられています。
特殊メイク効果ももちろんありますが、演技がすごい。

たくさん映画に出られてますが、私のイメージの中ではまだ『学校へ行こう!』のままだったからね(笑)
それか、たまにみるひらパー兄さんのポスターやからね(笑)
そっからするとやべーギャップだよ(笑)

んーと、
あらすじね、
詳しくは映画レビューとかWikipediaをご覧ください(笑)

ここは私の日記なので書きたいとこだけど書きます。そーゆーStyleです(笑)


むかーしむかしに原作者の百田尚樹さんの講演会に行ったことがあるのですよ。

私、あんまりTVも見ないので『過激でようしゃべるおっちゃんやなー』ってな印象と遠い距離だったものだったんです。


私の言葉で日章丸事件を説明すると、
戦後、
GHQとかイギリスとかが日本とかイランとかに意地悪してて『おめーんとこには石油やらねーべ』ってなってたんですけど、
『社員1人も馘にしない!』って会社を守って伸ばしてきた国岡さんが、『日本の誇りをかけた戦いじゃあ』って決断を下して、
日章丸をイランへ出向させる訳です。
で、
船長がこれまた色々かいくぐって、イランから石油を日本へ持って帰ってきた。
『敗戦国の日本がイギリス相手に凄いことやっちまったぜ!』ってのが大ニュースになった事件です。


でも、
日章丸事件』を百田さんが知った時のは、事件があったずっとずっと後のことなんだそうです。
なぜこんなにも世界中を沸かした事件を自分は知らなかったのか?!
なぜ、今の若い人たちも、日本の誇りをかけて戦った人たちがいたことを知らないのか?!


百田さんがその現実に直面した時に、

『これは自分が後世に伝えなければ』

と想い、『海賊とよばれた男』という作品を書き上げられたそうです。


それを聴いただけでも胸が熱くなる。


リーダーとは『実現するまでやる人』


この映画を見て、『リーダーとは』に対する1つの答えが明確に出てるのではととても感じました。
戦後すぐの冒頭でも、
国岡店主が店員に『1人も馘にしない!』と宣言した覚悟。

その覚悟からくる会社を前進させるための決断。
難題も『まずやってみる』
希望者も『まず受け入れる』
当事者にしてみたら『目の前のことをがむしゃらにやるだけ』かもしれませんが、その一生懸命が周りを巻き込んでいくんだなと感じました。


主役級俳優陣とその魅力

まずね、山崎貴監督がイケオジです。
ググってください。
損はさせねぇ。(誰目線や)

まず、岡田准一くんは『永遠の0』(2014年)、
吉岡秀隆さんは『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005、2007、2012年)
染谷将太くんは『寄生獣』(2014、2015年)の山崎貴監督作品で主演を務められています。

あとね、鈴木亮平さんとかピエール瀧さんとか國村隼さんとか小林薫さんとか。

いやー、画面に映える映える(笑)

役者と役の前情報なしで臨んでも、
『あ、この人だったらなんか起きそう』感がみんなすごいもん(笑)
流石です。

ですがね、
やはりね、
特にすごかったのはですね、
堤真一さんでしょう!!!!!
ですよね!!!


ね!
もう!
観て!!!(笑)

私が観たときはすでに朝の6時半ごろだったけど、登場したときから活躍するまでめっちゃテンション上がったよ!!!
 
『これが!あの!!あれに繋がるのか!!』
ってのがもう最高。



まとめ:成果で解決できない問題はない


冷静に考えると、
国岡さんの決断は、
チャレンジして成功したからよしとされてるんですよね。

日章丸だって、いうても捕まってしまってたら最悪の結果として後世に残ってたかもしれない。

でも、
成功して、
今の出光興産があって、
今の戦後の日本がここにあるわけで。


私の好きな言葉
『成果で解決できない問題はない』

この映画でもその例を発見できた気がします。



とにかく、
あのね、
ほんとにね、
堤真一さんがかっこよかったんだ。


観てよかったです。




海賊とよばれた男 - 映画・映像|東宝WEB SITE
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